ゆるつぶ(23)〜点より線がいい〜
今日は大学の授業で1、2年生に
自分の学生生活と今のキャリアについて
話す機会をいただいた。
こうゆう自分の話をする時にいつも思うのは
「点」じゃなくて「線」の方がいいってこと。
自分の経験を話す時
「〜やった」「〜へ行った」とか
「点」を羅列しても
なにも響かない。
経験したことだけ話されても、
ちっとも興味なんてわかない。
「へーすごいね」
っていう中身のない印象で終わってしまう。
自慢にしか聞こえて来ない。
まるで武勇伝を聞かされてるみたい。
そうじゃなくて、
経験したことが、その後どうつながっていくか
どうやって自分に影響を与えていくか
「点」よりも、その「線」の方が興味がある。
誰かに自分の経験を話す時
やったことはさらっと伝えればいい。
その経験という「点」の背景や
そこを通りぬけた後に広がる世界を
いっぱい話したあげた方がいいと思う。
もっと見る位置を変えて、
「点」を間近で見るんじゃなく、
何歩か離れて「線」を見よう。
その「線」が
自分のストーリーラインだと思う。