イシノマキにいた時間
『イシノマキにいた時間』
2013年に名古屋公演で初めて観て、
笑ったり感動したりと、とんでもない衝撃だった。そして2014年に再び名古屋に呼ぶということで、実行委員会を手伝わせてもらった。
2回目も感動しっぱなしだった。そして笑った。
あれから6年。
ボランティアツアーの添乗で学生と関われば関わるほど、いろんな人に出会えば出会うほど、
あの劇を観て欲しいなと思うことが多かった。
一緒に観たいなと思ってた。
一緒にあの時間を共有したいと思ってた。
また名古屋に呼べないかと直接聞いたこともあった。
けど、その機会がついにやってきた。
8月4日、5日
オンラインでの生配信があります。
直接生の雰囲気を味わうことはできないけど、1番近くであの劇を観ることができます。
『イシノマキにいた時間』を。
学生だった自分は約1週間陸前高田市でボランティアをさせていただいた。
あのとき東北に行った自分にとって、この劇はとっても心に響く。あの時見たもの感じたこと考えたことがふっと蘇ってくる。
けど、
あの時あの場所に行けなかった人もいる
あの時別の場所でできることをしてた人もいる
あの時を知らない世代もいる
だからこそこの舞台を観て欲しい。
あの時あの場所で流れていた時を感じて欲しい。
熊本震災の時、仕事があったから現地に行くことは出来なかった。動けない自分が不甲斐なかった。
今回の豪雨。コロナのせいで九州はおろか、岐阜にも行くことはできない。
自分にできることってなんだろね。
そんなことを思いながら寄付をした。
今回の生配信のチケットは2,000円。
でも必要経費を除いた金額は、災害支援の支援金として寄付になる。2,000円に対しておおよそ1,500円分が寄付になる。
【あの時】の東北に想いを馳せながら、
【今】自分たちができることがある。
とってもステキだと思う。
人ってとっても忘れやすい。
新しい出来事にすぐ上書きをされてしまう。
上書きされたら、過去のものになる。
過去のものになると、もう終わったものになる。
当事者にとって終わりなんかないのにね。
終わってなんかいないのにね。
報道されないだけで、元どおりになったわけじゃないのにね。
だからこそこの舞台を観て欲しい。
あの時あの場所で流れていた時を感じて欲しい。
『イシノマキにいた時間』は3人劇。
3人しかいないのに、もっといろんな人が見えてくる。周りの情景が見えてくる。
そしてボランティアにとっての葛藤が伝わってくる。こんな劇は後にも先にも観ることはないんじゃないかと。
そんな舞台です。
自分がこんなに何かを人に推すことはないんじゃないかってくらい推したい。
もし名古屋公演があれば、いろんな人を引っ張ってでも連れてきたい。
そんな舞台です。
ぜひ観てみてください。
自分もとっても楽しみでしょうがない。
今観たらまた感じるものは違うと思う。
震災がテーマなのに笑いの部分もあって、とっても観やすいっていう、カツシゲさん凄すぎですねほんと。
↓ダイジェスト動画
チケット購入はこちら
予定が合わんくても、上演後72時間は観れるそうです。
楽しみすぎるわー
そして観た人とぜひ共有したいね。